悲しみの渦中においても、火葬をどうするのか、葬儀をどうするのか決めていかねばなりません。
ここでは、動物病院でペットが亡くなった場合の火葬や葬儀についてお伝えしていきたいと思います。
場合によっては、火葬業者と提携されているようなこともあります。火葬を相談すれば提携先にすぐ連絡してくれる場合もあります。
火葬業者によっては、動物病院まで引き取りに来てくれることもあります。ご家族でご遺体を引き取ることができない事業があるのでしたら相談してみてるとよいでしょう。
もちろん紹介された業者で火葬しなければならないことはありません。
動物病院から紹介してもらえるからといって、すべて家族が納得できるような火葬ができる訳ではありません。
これはある意味、私たち家族と同じことが言えるのではないでしょうか。家族間で決めておけば、急変したような場合でも冷静に対処することができます。
もちろん愛するペットを亡くすことは悲しいことであることは間違いありません。それでもペットが安心して旅立つには、火葬して送り出してやるのは家族の役目なのではないでしょうか。
動物病院で火葬業者を勧められると、そのままその業者を利用しなければならないような雰囲気になってしまうことがあります。
しかし先ほども申し上げた通り、紹介された火葬業者では家族が納得できる火葬が出来ない場合があります。
悲しみに包まれている中ではありますが、まずはいったん自宅に連れて戻り、冷静になって今後どうしていくのかを家族で決めていけばよいでしょう。
ご遺体は保冷剤などで頭やお腹を冷やし、部屋を涼しくしておけば少しの間ならご安置しておくことが可能です。
ご安置をしながら自分自身の気持ちも落ち着かせ、今後の火葬や葬儀のことを決めていけばよいでしょう。
それでもなかなかどうしていいのか決められないということであれば、訪問火葬がおすすめです。
自宅駐車場で訪問火葬車によって火葬ができ、そのまま自宅で骨壷などによっていつまでもご供養することができます。